呼吸
「やりたいことをやったほうがいい」
いつも私はこう話すのですが、
そうは言っても、今おかれている環境や身近な人のことなどに一切かまわず
やりたいことをやるというのはかなり難しいとか、
それはやってはいけないことだと思っている人が多くいるのが現実です。
私がこう話して、即座に「難しい」とか「それは無理」などと思ってしまう人は、
「やりたいこと」というのが明確になっていないとか、
まだその思いが沸騰するほど煮詰まっていない状態のことが多いのですが、
「本当にそんな勝手なことしてうまく行くかな~」などと、
不信感を抱きながらも付き合いが半年以上続く人というのは、
ある時、何らかの機会を見つけ、
あれほど無理だと思っていた世界に大きくジャンプしてくれるのです。
このときに、
「うまくやろう」とすればするほど、望みに反して
最悪の出来事や、行き詰まりを経験することになり、
「やっぱりやりたいことをやったからバチが当たったんだ」などと、
最悪のパターンに、あきらめと挫折の道を探し始めたりもするのですが、
それでも全身大粒の涙を流しながらも、
その道を突き進むことができれば、
うまくやろうとしていたことなどすっかり忘れてしまって、
今度はあれだけ遠くにいた、なりたかった自分が、
すぐそこまで来ていることに気づき、明かりがさしてくるのです。
これは経験しないとわからないことですが、
最悪の事態という『闇』を突き抜けることによって、
進化という『光』に出会うことができるのです。
『光と闇』とは、陰と陽であり、
吐き出したり吸収したりを繰り返す呼吸と同じで、
これを繰り返せば繰り返すほど、
命というのは燃え盛っていくことになるのだと私は思っています。
とりたてて進化にとらわれすぎる必要はないですが、
やりたいことがあるのなら、なりたい自分がいるのなら、
闇を恐れて呼吸をとめてはいけないよ、ということです。
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