昔と今の違い
農耕民族のシュメール文化から始まった(と言われています)暦を読み解く占いは、
遊牧民族のバビロニア人によって、
時や季節を知り、北に行くか南に下るかなどの指針となって進化してきたらしいのですが、
徐々に、あの時こうだったから、今度もこうなるかもしれない、やっぱりなった、
という一つのリズムを発見し、日常生活に占いが食い込んできて、
同じ時期に生まれた人間は、共通点があるなどと気がついた人がおり、
あいつは何々星をもっているから、こんなやつだ、という分類が始まり、
どんどん、その時代に合わせて占いも進化し、大衆化されてきたのだと思います。
占いの未来予知など、最も人間が知りたいことだったので、
様々な理論が生み出され、宿命とうまく付き合っていくために
凶作用をなるべく避けて生きる道を、占いに求めてきました。
しかし、今の時代の占いとの付き合い方というのは、
こういった未来予知によって、困難を回避し、
恐怖心や不安感を最小限に抑えるものではなくて、
トラブルや困難をあえて受け入れ、それを乗り越えるための心の準備とでもいいますか、
進化のプロセスとでもいうのでしょうか、成長のチャンスとでもいうのでしょうか、
そんな風にとらえて、恐れず立ち向かって行き、一連の自然な流れととらえ、
経験を積んで、思考の幅を広げ、視点を高くもちましょう、といった、
学びだとか、進化だとか、磨きだとかのイメージで向き合ったらいいと思うのです。
宿曜の安壊や五行の相剋に代表されるような、相性に関しても同じです。
吉は凶であり、凶は吉であるのだから、
吉凶など、意識することをやめてしまえばいいのです。
善悪の二分思考が進化して、立体的な第三の目などが出てきている今、
あえて吉凶が作られるとしたら、その人の性格が作っているだけです。
今の時代に合った占いとの付き合い方があるのです。
それは、吉凶を意識して困難を回避する、
『昔ながら』の占いに対する考え方ではないのです。
未来や相性を怖がる必要は、どこにもないのです、と思います。
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